マツです。
仙台市の都市計画道路【宮沢根白石線】の一部区間『南鍛冶町工区と舟丁工区(約1km)』が2023年3月23日に開通することが決まりました。現在の工事の進捗状況を見てきたので紹介します。
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都市計画道路【宮沢根白石線】とは?
【宮沢根白石線】は秋保通(国道286号)と広瀬湖畔通が交わる宮沢橋から仙台市街地を南北に縦断し松陵ニュータウン等の泉区内の住宅地を経由し、富谷市明石台の新興住宅地を経由して根白石までの 都市計画道路ですが、今のところ完成している のは土地区画整理事業によって整備された仙台駅東口付近と免許センター前から松陵ニュータウンにかけての南北に走る区間、そして明石台から紫山にかけての東西に走る区間で途切れ途切れの整備に留まっていましたが、南光台と国道4号仙台バイパスを結ぶ「浦田工区」が2019年6月にようやく開通し、そして今回2023年3月23日には、以前から整備が期待されていた、宮沢橋と仙台駅東口を結ぶ「南鍛冶町工区」 と「舟丁工区」が、ついに開通します。
都市計画道路【宮沢根白石線】の全体ルートは?
仙台市の都市計画道路の中で整備優先度の高い区間に宮沢根白石線は含まれています。
②が宮沢根白石線になります。
都市計画道路【宮沢根白石線】の進捗状況?
【宮沢根白石線】の進捗状況は下記のようになっています。進捗状況は遅いですが、少しずつ進んでいるようですね。時間は掛かっても是非最後まで開通させて欲しいと思います。
●南光台~国道4号仙台バイパスを結ぶ「浦田工区」⇒2019/6/29開通
●宮沢橋の掛け替え⇒掛け替え工事中で2024年完成予定
●南光台~安養寺工区⇒未着手。用地測量は済
●国道4号仙台バイパス~免許センター⇒未着手
●松陵~富谷市明石台⇒未着手。トンネル工事の費用と仙台市と富谷市にまたがることで進展せず
「南鍛治町工区」と「舟丁工区」が開通
今回は【宮沢根白石線】「南鍛冶町工区」と「舟丁工区」が同時に完成し、2023年3月23日に開通します。これは仙台市HPに記載されていました。
google earthではこんな感じになっていました。
【宮沢根白石線】「南鍛冶町工区」は既に完成しているようですね。
【宮沢根白石線】の「南鍛冶町工区」は、上に新幹線、下にはJR在来線が通っていて、この間を道路が通ります。なので、この道路を通る車両は高さ制限があるんでしょうね?
東北新幹線の線路と在来線の東北本線の線路はこんな感じに平行して走っています。こちらは東仙台・岩切方面です。
こちらはJR仙台駅方面です。
【宮沢根白石線】のすぐ近く(東側)のJR東北本線の下を通り抜ける材木町から連坊小路方面の道路です。
この写真は、2月末に撮影したもので、舟丁工区から見た南鍛冶町工区方面です。舟丁工区は、ほとんど完成に近いですが、細かい所がもう少し掛かりそうですね。
舟丁工区方面ですね。
見学会が開催予定
3/15と3/16には現場見学会も開催されたようです。
まとめ
都市計画道路【宮沢根白石線】は、全線開通までまだまだ時間が掛かりそうですが、2019年6月29日の浦田工区の開通以来となる南鍛冶町工区ならびに舟丁工区にが、2023年3月23日に開通されます。少しづつではありますが、確実に前進しているようですね。私の生きているうちに開通するかは分かりませんが、これからも各工区の進捗状況などをチェックしていきたいと思います。