マツです。
仙台名物は牛たん、牡蠣だけではないんです。知名度はあまり高くないんですが、実は仙台湾は肉厚で美味しい天然あなごがでたくさん獲れる全国有数のあなごの名産地なんです。なので、あなご料理のお店があるんですが、仙台市であなご料理専門店「すが井」が有名です。実際名物の「あなご箱飯」を食べたら、抜群に美味しかったので紹介します。
Table of Contents
宮城県は全国有数のあなごの名産地
90年の歴史で変わらず受け継がれる漁法が高品質なアナゴの秘訣
宮城県内では古くから行われているアナゴ漁。年間300~600tの水揚げがあり、実は全国トップクラスの水揚げ量を誇る隠れた名産地となっています。「北限のアナゴ」や「牡鹿アナゴ」とも呼ばれ、築地市場等で高い評価を受けている一方で、県内には出回ることが少ないので、意外にも県民にはあまり知られていません。県内随一の水揚げ量を誇る石巻市表浜地区でアナゴ漁が始まったのは、約90年前の大正時代末期。当時から変わらない漁法は、暗く狭いところを好むアナゴの習性を利用したアナゴ筒漁です。筒状の漁具におびき寄せるこの方法は、同じくアナゴ漁に用いられる底引き網漁とは違い魚体を傷つけないのがポイント。ストレスに弱く、味が落ちやすいアナゴにはぴったりの漁法です。アナゴ筒漁で獲られたアナゴは、寿司屋や料亭でも重宝される絶品です。
あなご料理専門店『すが井』とは?
あなご専門店のすが井は、平成元年に創業したお店で、厳選した天然の真あなごを使用した、様々なあなご料理を常時40種類以上用意しています。すが井は、仙台駅より5分と近い場所に、本店と別館の2店舗があります。
- 店主自ら毎朝仕入れる新鮮なあなごは、天然の真あなご
- 大量のあなごの煮汁をベースに膨大な手間と時間をかけた旨味の凝縮された秘伝のタレ(ツメ)を使用
- あなごの素材の旨味を引き出す為の醤油・ぽん酢などの調味料は、独自の調合で作り上げる自家製
『別館 すが井』の店舗情報
『別館 すが井』の店舗情報
店 名 | 別館 すが井 (べっかん すがい) |
連絡先 | 022-265-1963 |
住 所 | 仙台市青葉区中央1-7-6 西原ビル5F |
交通手段 | 仙台駅から徒歩5分!アエルからすぐのアーケード・ハピナ名掛丁七十七銀行の隣あおば通駅から251m |
営業時間・定休日 |
(月~土) 昼11:30~14:00、夜17:00~23:00 |
席数 | 55席 |
駐車場 | 無 |
個室 | 有 |
公式HP | すがい |
『別館すが井』のアクセスMAP
『別館すが井』の外観
仙台駅からすぐ近くの青葉区中央のアーケード街「ハピナ名掛丁」の中にあり、様々な飲食店が多数入居している西原ビルの5Fにあります。(七十七銀行の隣のビルです)
『別館 すが井』の内観
店内の生簀には、天然あなごが泳いでいました。
地元宮城県の地酒を中心にした日本酒の品揃えも充実していますね。
お店に入ると右側がカウンターになっていて、左側は座敷席となっています。
お店の奥の右側はテーブル席になっていますね。今回は2人で行きましたが、テーブル席に案内されました。土曜日のランチタイムの開店直後に行きました。この時は空いていましたが、その後はぞくぞくとお客様が来ていました。
『別館 すが井』のメニュー
これはランチタイムメニューですが、日替わり定食や唐揚げ定食、とんかつ定食、てんぷら定食、刺身定食などのあなご以外のメニューも色々ありました。
あなご料理も色々ありますね。
これは、あなご料理のディナーメニューですね。
こちらは、あなご料理以外の宮城の美味しいつまみが、たくさんあります。季節のおまかせコースや飲み放題付きコースもありますね。
名物の『あなご箱飯』を注文
観光客や出張者で牛たんにも飽きた?方には、やはり『あなご箱飯』1650円がお奨めですね。ひつまぶしというと、名古屋名物でうなぎ料理ですが、うなぎは価格が高騰していて安くても3000円くらいします。『あなご箱飯』は、あなごのひつまぶしというものです。うなぎに比べては半額程度とリーズナブルです。あなご箱飯のお召し上がり方法が置いてあるので分かり易いですね。
今日は、極太にら、キャベツ、にんじんの味噌汁でした。野菜が甘くて美味しい。
薬味のねぎ、わさび、大根の酢漬け、ガリです。きゅうり、白菜、にんじん、長なすの漬物がついていました。
なすの煮物も美味しいですね。
そして、メインのあなご箱飯です。美味しいそうですね。
最初はそのままで、山椒をかけていただきます。美味しいですね。うなぎほど油が載ってなくて、さっぱりしています。
次にはわさび、ねぎなどの薬味を載せていただきます。これも美味しいですね。
最後はあなごの出汁を掛けてお茶漬けとしていただきます。この食べ方もさっぱりして美味しいです。
『あなご箱飯』は、けっこうボリュームはありました。年配者には充分な感じですね。完食しました。
まとめ
- 牛たんだけではなく、隠れた仙台名物の『あなご箱めし』は絶対食べるべきですね。できれば旬の時期である6月~9月がおすすめです。
- ランチだけでなく、夜の宴会などもおすすめです。あなご料理を食べながら、美味しい地酒を堪能したいものです。